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緑内障の種類

2018年11月20日

眼圧が上昇する原因はさまざまで、緑内障は下記の種類に分けられます。

開放隅角緑内障

綿維柱帯とシュレム管が詰まり、房水がうまく排出できなくなり眼圧が上昇します。
排出経路である隅角は開放されているにもかかわらず、視神経が障害されている状態です。

閉塞隅角緑内障

房水の排出経路である隅角が狭くなり、閉塞されることで眼圧が上昇する状態です。
急速に隅角が閉じることで発症するため、急性緑内障発作が起き急激な目の痛み、頭痛、吐き気が起こることもあります。

発達緑内障

もともと隅角に異常があり、そのうち眼圧が高くなって発症します。低年齢で見つかった場合、早く進行することが多いため、眼圧を調整しても障害を食い止められないこともあります。そのため早期に手術する必要があります。

正常眼圧緑内障

眼圧が正常であるにもかかわらず視神経が障害されている状態です。
緑内障患者の6割を占める、最も多い種類の緑内障です。

続発閉緑内障

外傷や角膜の病気、網膜剥離、炎症など、目の疾患によって眼圧が上昇した状態や、ステロイド剤の投与によって眼圧が上昇して起こる緑内障です。