一般眼科について
診療の流れ
受付
受付をお願いします。
初めて受診される方はスタッフにお伝えください。
検査
視力や眼圧、視野検査など、患者さまの目の状態を確認します。
診察
より詳しく症状をお聞きして目の状態を診察し、異常をみつけます。
分からないことやお悩み事などお気軽にご相談ください。
また、診察後に検査が必要になる場合もございます。
ドライアイ
涙の量が不足したり、涙の成分が変化して均等に行きわたらなくなることをドライアイといいます。目を守るために欠かせない涙が不安定になることによって起こる病気で、目の表面に傷がつくこともあります。
進行すると、視力低下や目の痛み、角膜上皮剥離の発症にもつながります。
原因
- エアコンやコンタクトレンズなどによる目の乾燥
- PCやスマートフォンによる目の酷使
- 加齢による涙腺の分泌機能の低下
- 涙の量の減少 など
温めることでドライアイや眼精疲労を改善
当院では、赤外線でまぶたを温める機器があります。
まぶたの縁にはマイボーム腺があり、脂質を分泌しています。
ここから出る脂質が涙の蒸発を防いでくれます。
しかし、マイボーム腺から脂が出ないと涙が蒸発しやすくなり、
ドライアイと呼ばれる状態になります。
眼精疲労
目の疲れ、痛みがいつまでも続く、加えて肩こりや頭痛、吐き気などの症状が現れる状態を眼精疲労といいます。
自然に治癒することはないため、生活習慣や環境を変えることが大切です。別の疾患を伴っている可能性もあるため、症状が重いと感じた場合はすぐに眼科を受診してください。
原因
- 眼鏡やコンタクトレンズが合わないことによる屈折異常
- 遠視や老眼の放置
- 斜視・斜位
- 眼瞼下垂 など
老眼
目の老化現象で、40代前半から半ばに、近くの物の見づらさを感じ始めます。夕方に目が疲れる、近くを見るときのピント合わせに時間がかかるなどの症状が現れ、進行すると老眼鏡や遠近両用眼鏡を使用する必要があります。老化現象のため完全に治癒することはできません。無理して見続けることで眼精疲労につながる恐れもあります。
原因
- 加齢によって筋肉の働きが低下
- 水晶体の硬化 など
アレルギー性結膜炎
目の表面にアレルゲン(花粉などアレルギー反応を引き起こす物質)が付着して、結膜に炎症が起きた状態をアレルギー性結膜炎といいます。花粉などによる季節性のものと1年中症状が現れる通年性のものがあります。目のかゆみ、充血、目やになどの症状が引き起こされます。
原因
- スギ花粉
- ヒノキ花粉
- ホコリ
- ダニ/カビ
- コンタクトレンズの汚れ など
瞼の疾患
麦粒腫(ものもらい)
まぶたに存在する脂や汗を出す器官が細菌により感染し、急性の化膿性炎症が起こった状態を麦粒腫といい、一般的にものもらいと言われます。まぶたが赤く腫れ、まばたきや指で押したときに痛みを感じます。目のかゆみ、充血、目やにといった症状が現れます。
原因
- ケガや病気で抵抗力が落ちているときに、目をこすったりすることで感染(黄色ブドウ球菌の感染)
霰粒腫
まぶたにしこりのような白っぽい塊ができて腫れることを霰粒腫といいます。
細菌感染による麦粒腫とは異なりますが、急性化膿性霰粒腫につながることがあり、その場合は目の痛みや目やにといった麦粒腫と同様の症状が現れることもあります。
原因
- まぶたの縁にある皮脂線が詰まり、分泌物が溜まる
逆まつげ
眼瞼内反症
まぶた自体が内側に向き、睫毛が黒目にあたるものを眼瞼内反症といいます。
刺激して睫毛乱生と同じように涙が出たり、ゴロゴロします。
原因
- 外傷
- 皮下の筋力低下
- 瞼のたるみ
- 先天性
睫毛乱生
まぶたの位置は正しいが睫毛の生える位置が本来と違うものを睫毛乱生といいます。まつげが眼球に触れることで傷がつき、光をまぶしく感じることや、視力低下、目やにといった症状が現れることもあります。
原因
- 外傷
- 皮下の筋力低下
- 瞼のたるみ
- 先天性